ワイン選び方の4つのポイント
ワインは、いろいろなお酒の中でも特別感を感じることができるお酒として、とても人気があります。産地や生産年、ブドウの品種など、世界中のものすごい数のワインから選べるので、同じ人に何度も贈る場合でもマンネリしません。
でも、たくさんの種類があるからこそ、選び方が難しいと思っている人も多いのではないでしょうか。そこで、今回は絶対に失敗しないプレゼントワインの選び方の4つのポイントをお伝えします。
赤?白?ロゼ?スパークリング?
ワインの種類は大きく分けると、赤ワイン、白ワイン、ロゼワイン、スパークリングワインの4種類です。それぞれのワインの特徴を知り、贈るシーンに合わせて選びましょう。
・赤ワイン
黒ブドウを皮ごと粉砕して造られます。ブドウの皮には渋みの成分であるタンニンが多く含まれているので、渋みを感じる味わいになります。
・白ワイン
白ブドウの皮を取り除き、果汁のみを発酵させて造られます。渋みは少なく、スッキリとした酸味を感じる味わいに仕上がります。
・ロゼワイン
最も一般的なのは赤ワインと同じように、黒ブドウを原料として、発酵途中で果皮を取り出す方法です。その他、黒ブドウと白ブドウの果汁を混ぜて造る方法もあります。
・スパークリングワイン
発泡性のワインの総称です。発酵過程で自然に発泡させるものや、製造工程の最後に炭酸を加えて造るものもあります。
どんな味が好きか
贈る相手の好みの味がわかるなら、それに越したことはありません。具体的な銘柄までわかれば最高ですが、そこまでの好みがわからなくても大丈夫。赤ワイン派か白ワイン派か、甘口か辛口かどちらが好きかといった大まかな好みだけでもわかれば、全く好みに合わないチョイスをする心配はなくなります。
もし、どうしても相手の好みの味がわからない時には、その人の好物の料理に合わせて選ぶと失敗しません。例えば、ステーキなどガッツリ系のお肉料理が好きだという人には赤ワインを、シーフード料理やあっさりとした和食が好きな人なら白ワインを選ぶのが無難です。
価格
普段からワインを飲む習慣がある人が、日常的なワイン1本あたりにかける金額は、一般的に1,000円~2,000円なのだとか。そのことから、3,000円以上のワインを選ぶと、良いものをもらったと喜ばれる可能性大だと言えそうです。
あとは、贈るシーンと相手の方との関係性や親しさの度合いに合わせて、一般的な贈答品の相場である、3,000円・5,000円・10,000円をひとつの目安にして選ぶと失敗せずに済むでしょう。
装飾
結婚のお祝いには、ハートや天使などロマンチックなデザインのラベルのワインを選ぶのも素敵ですね。
また、記念日の贈り物には、写真や名前を入れたオリジナルのラベルがつくれる「名入れワイン」も喜ばれますよ。
ワインの品種ごとの特徴
ワインは、原料となるブドウの品種によって、味わいの特徴があります。赤ワイン、白ワインそれぞれの代表的なブドウ品種と味わいの特徴を紹介します。
赤ワイン
*カベルネ・ソーヴィニヨン
深みのある色合いと、しっかりとしたタンニンが特徴的。渋みと酸味のバランスが取れた、重厚で豊かな味わい。
*メルロー
ベリー系果実を思わせる香りが特徴的。タンニンがきめ細かく、まろやかで口当たりの良さが魅力。
*ピノ・ノワール
透明感のあるルビー色で、タンニンは少なめ。イチゴのような香りが印象的で、上品な味わい。
*シラー
濃い紫がかったガーネット色が特徴で。フルーティーさとタンニンの力強さを感じる、パワフルな味わいが魅力。
*ガメイ
タンニンが少なく、フルーティで軽やかな味わいのワイン。ボージョレ・ヌーヴォーの原料としても有名な品種。
白ワイン
*シャルドネ
白ワイン界の王様的存在の品種。世界中の多くの地域で栽培されていて、産地によって味わい違いがあります。シャンパーニュの原料としても有名。
*ソーヴィニヨン・ブラン
爽やかな酸味と柑橘系やハーブの香りが特徴。繊細で上品な味わいで、シーフード料理との相性が抜群。
*甲州
日本で1300年もの歴史をもつ伝統的な品種。軽やかでスッキリとしていて、穏やかな酸味が特徴。
*リースリング
ドイツを代表する品種で、辛口から甘口まで守備範囲の広さが特徴的。しっかりとした酸味と花のような上品な香りが魅力。
まとめ
ワイン選びは、コツさえ押さえておけば、難しいものではありません。お礼やお祝いなど色々なシーンで、センスの良い贈り物として印象づけることができます。
ぜひ、あなたの大切な人に素敵なワインをプレゼントしてみてくださいね。
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ワイン通販について詳細に解説したこちらの記事「編集部おすすめのワイン通販サイト」も、合わせて読んでください。