ワインは太るよりむしろダイエットに効果アリ!理由と効果的な飲み方をご紹介

ワインは太るよりむしろダイエットに効果アリ!理由と効果的な飲み方をご紹介

赤ワインがダイエット効果アリ!その理由は?

お酒を飲むと太ると思っている人って、結構多いんじゃないでしょうか?特に、ダイエット中だと余計に気になりますよね。

今回は、ダイエット効果があると言われている赤ワインについて、その理由や効果的な飲み方をお伝えします。

まず他のお酒よりもカロリーが低い

非発泡の赤ワインと白ワインのカロリーは、1杯100mlあたり約73kcalです。もちろん、ワインによってアルコール度数や糖分の量が少しずつ異なるため、アルコール度数や糖分量が高ければ、その分カロリーも高くなります。例えば、ロゼワインで甘口のものは、少し高めで約80kcal。スパークリングワインは流通量の多いブリュット(やや辛口~辛口)で約100kcal程度。

ワイン以外のお酒の100mlあたりのカロリーと比較すると、日本酒が約109kcal、焼酎が約146kcal、ビールが約40kcal、ウイスキーが237kcal。ワインのカロリーが特に高いとは言えません。

ワインよりビールのカロリーが低いのは、意外な気がした人もいると思います。ビールは、一般的にジョッキなどでたくさん飲むことが多いお酒なので、実際に摂取するカロリーはどうしても高くなってしまいがち。ワインが他のお酒よりもカロリーが低いと言われるのは、そういった理由からなんですね。

ただ、アイスワインや貴腐ワイン、ポートワインなどの甘口~極甘口のデザートワインは、糖分を多く含んでいるので、その分カロリーが高くなってしまいます。

ワインの種類によってカロリーが異なるので、その点だけは気を付けましょう。

ポリフェノールの一種ピセアタンノール

赤ワインには、ポリフェノールが豊富に含まれているという話を聞いたことがある人も多いと思います。

中でも、ポリフェノールの一種で「ピセアタンノール」という成分には、脂肪の増殖を抑えてくれる働きがあります。さらに、体に脂肪細胞が溜まるのを防いで、脂肪の燃焼を促進するという作用もあるので、ダイエット中には特に嬉しいですよね。

実は、赤ワインに多く含まれるポリフェノールやビタミンなどの有効成分には、抗酸化作用を高める働きや、全身の血行を促進して体を温めてくれる効果もあります。血行が良くなることで、全身の代謝が上がるので、脂肪が燃焼されやすくなるのです。

代謝が良くなると、体内の余分な水分や老廃物が排出されやすくなるので、むくみが起きにくくなります。普段、手足の冷えや血行不良、身体のむくみ等のお悩みがある人は、ダイエット効果も得られるので一石二鳥。

ちなみに、ポリフェノールが一番多く含まれるブドウ品種は、カベルネ・ソーヴィニョンなのだとか。参考までに。

飲み過ぎは太る!赤ワインの効果的な飲み方

いくら赤ワインがダイエットに向いていると言っても、調子に乗って飲みすぎたら、当然ですが太ります。もし、赤ワインのダイエット効果を最大限に高めてくれる飲み方があったら、ぜひ知りたいと思いませんか?

ここでは、赤ワインの効果的な飲み方をご紹介していきます。

ノンアルコールワインがおすすめ

ビールは、飲んだ後に血糖値が急上昇しますが、ワインはむしろ逆。ワインを飲んだ後の血糖値は、緩やかに下がっていくという研究データもあるそうです。その理由は、ビールとワインのアルコールに含まれる、炭水化物の量の違いにあります。実はワインには、炭水化物がほとんど含まれていません。

また、アルコールに含まれるカロリーは、エンプティカロリーと呼ばれ、身体があたたまることで、すぐに消費されるカロリーです。

それでもやっぱりカロリーの摂りすぎが心配だなぁという人には、ノンアルコールワインがおすすめです。ノンアルコールワインは、カロリーが通常のワインの3分の1程度。ダイエット中の人には心強い味方です。

ノンアルコールワインには、大きく分けて2つの種類があります。

1つは、できあがったワインからアルコールを抜く方法で製造する「脱アルコールワイン」とも呼ばれるものです。もう1つは、ワインを造っていく過程で、アルコールが出ないようにしたものです。

喉ごし重視で辛口が好きな人は、炭酸の刺激が程よいパンチになってくれる、スパークリングを選ぶのがおすすめ。また、濃厚な味わいが好みの人は、果実味や複雑味のあるジュースタイプを選ぶと良いですね。いろいろな工夫を凝らしたノンアルコールワインが販売されているので、ぜひ飲み比べながらお好みのものを探してみてください。

ノンアルコールワインで、せっかくカロリーを抑えても、おつまみを食べ過ぎては台無しです。食べる順番としては、最初に野菜サラダなど低糖質で低カロリーなものを食べてから、メインディッシュへと進めるのがおすすめ。体内への糖類の吸収速度を抑えることができます。パンやパスタなど、炭水化物を多く含むメニューは、できるだけ後半に、適量にとどめて食べるのが良いでしょう。

まとめ

ダイエット中は、どうしてもストレスを感じ勝ち。ふとした瞬間に、普段セーブしている反動で衝動的にカロリーの摂りすぎならないよう、気を付けたいものです。

いくら食事の量を控えていても、寝る前に小腹が空いて我慢できず、お菓子やラーメンを食べてしまっては元も子もありませんよね。そんな時には、赤ワインを少しだけ飲んで、空腹を紛らわせると良いかも。ポリフェノールの脂肪燃焼効果があるので、寝ている間に脂肪を燃やしてくれますよ。

ダイエット中にお酒を飲む時には、赤ワインを積極的に選ぶことをおすすめします。

さっそく美味しいワインを、ワイン通販で探しにいきましょう!こちらの記事「編集部おすすめのワイン通販サイト」をぜひ参考にしてください。

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